しじみを食べるとストレスから守ってくれます
しじみは目に良い食べ物だとか、肝臓機能の働きがよくなるのでお酒を飲んだ次の日に食べるとよいなどという話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
実際にしじみには、さまざまな栄養成分が含まれているため、色々な健康効果や美容効果を得ることが出来る食べ物です。
しじみの健康効果の一つとして心を落ち着かせてくれるという働きがあります。
その理由は豊富なカルシウムが含まれていることです。
しじみにはあさりの約4倍のカルシウムが含まれています。
しじみを食べることによって神経の興奮を抑えてくれるため、冷静な判断を行うことが出来ます。
他にも、しじみに含まれているタウニンという成分には交感神経の働きを抑えてくれる働きがあります。
イライラした時や、腹が立つ出来事、ストレスなどを感じた時には、交感神経が刺激を受けます。
そのため、心拍数も上がり、血管が収縮し、血圧がだんだん上がっていくのです。
タウニンという成分がしっかり副交感神経に働けば、交感神経の働きが抑えられますので、毎日しじみを食べていればどんなに忙しい時でも、ストレスが緩和され、スムーズに仕事をやり遂げることが出来ます。
現代社会は、昔に比べるとストレスを受けやすい状況にあります。
ストレスに弱い方だと、鬱病になってしまったり、精神的なダメージを受けることもたくさんあるでしょう。
またストレスを受けると、アンモニアが体内で発生するため、身体や脳にも悪影響を与えてしまうのです。
しかし、しじみを毎日食べていれば、しじみに含まれているグルタミン酸が体内で発生したアンモニアを体外へ排出させてくれる働きがあるため、元気よく前向きに問題を解決させてくれるのです。
グルタミン酸には、脳の興奮を緩和してくれる働きがあります。
グルタミン酸の働きをさらに高めるには、同時にビタミンB6とマグネシウムを含む納豆を頂くとよいでしょう。