オルニチンを摂取する時の注意点
肝臓機能の改善、二日酔いに効果がある、新陳代謝をアップさせる、疲労回復効果があるなど、オルニチンは現代に生きる人たちに欠かせない必須アミノ酸です。
しじみ、鮪などから摂取できますが、食べ物で摂取することが難しいという方は、サプリメントなどを効果的に利用されています。
オルニチンは一般的に1日400mgくらいから1000mgくらいを摂取することが望ましいといわれています。
お薬ではないので、あくまでも目安量です。
しじみでこのオルニチンの目安量である1000mgを摂る場合、3000個ものしじみが必要になるといいますので、その他のオルニチン含有量が多い食材を組み合わせてもなかなか健康にいい量の摂取というわけにはいかないようです。
そのため、サプリメントが人気なのです。
では、オルニチンを摂取する時の注意点はあるのでしょうか。
副作用についてはほとんど報告がありません。
過剰摂取しても体に何かの支障があるという事はなさそうです。
ただ、消化管が弱い人、もともと消化する能力が低いという方にとっては、過剰摂取となると消化管に無理がかかる恐れがあるといわれています。
この場合、腹痛や下痢といった症状が出ることもあるようです。
ただ、かなり膨大な量を摂取した場合、という事で、これ以外の大きな副作用は報告されていないようです。
オルニチンをより効果的に吸収し、体内で肝臓サポートを積極的にしてくれるようにするためには、オルニチンの成長ホルモンへの作用を考慮すると「良い飲み方」が見えてきます。
成長ホルモンが一番多く分泌されるのは夜です。
そのため夕食の後摂取すると公的という意見があります。
また、この成分の特徴を知ると、継続的な利用が必要という事も見えてきます。
というのも、オルニチンは必須アミノ酸という体内で合成されない栄養素です。
体内で合成されないのですから、「継続的に」利用することがとても重要なのです。
サプリメントなどを利用される場合は、まずお勧めの量を確認し、その量に沿って継続的に摂取していく、という事が必要なのです。